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工場エリアで、朝・夕の清掃人員と時間が半減~Whizをきっかけに整理整頓の意識も向上~

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山梨県に工場を持つ佐藤電機製作所。ここでもWhizが活躍している。

新型コロナウイルス感染防止の観点から、Whizご到着後の導入支援はオンラインで行った。Whizの操作方法やメンテナンスについて、画面越しでのレクチャーはどのように感じられたのだろうか。また、オフィスやホテルとは異なる環境である工場で、どのように稼働しているのだろうか。

オンライン導入支援で直接レクチャーを受けた萩原氏にお話を伺った。

施設・会社概要
株式会社 佐藤電機製作所
コンピュータ、サーバ、通信機器、電子機器等の筐体を手がける精密板金加工を行う。東京に本社があり、山梨市内2ヵ所に工場を構える。

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お話を伺った方
株式会社 佐藤電機製作所 製造部長
萩原 行雄

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目に見えるほど鉄粉を吸い込んだWhizの性能に驚き

——Whizは最初どこでご覧になりましたか?

萩原氏
最初は上司から、まずはトライアルで使ってみてと案内がありました。当初はロボットの導入を全く考えておりませんでしたので、正直あまり期待していませんでした。ただ、試すだけは試してみようと。

——最初の印象としてはいかがでしたでしょうか。

萩原氏
始めの1週間くらいは、ルート作ってみたりセンサーの感度を試してみたり、いろいろ遊びながら検証していました。周りの社員からも「あ、なにかやってる」と注目を集めましたね。

最初はとにかくその吸引力に驚きました!当社は板金加工を行っていますので、鉄粉が床によく落ちています。鉄粉が落ちていると、光の加減で床がくすんだように見えるんです。

そこをWhizで清掃させてみたら、目に見えて通ったルートがキレイになっていました!

しっかり吸い込んでいるのがわかりましたね。

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Whizを日常的に稼働させているので、
普段の状態でも光沢が見えるほどしっかり清掃できている

オンライン導入支援でも問題なく使いこなせた

——Whizのご到着後、普段は訪問して操作方法やルートの作り方、メンテナンスの方法などをレクチャーする導入支援を行っています。御社では導入の時期がまだコロナ禍だったということもあり、オンラインで実施させていただきました。いかがでしたか?

萩原氏
オンライン導入支援の前は取扱説明書に目を通した程度でしたが、まったく問題ありませんでした。操作もルートの作り方も非常に簡単なので、画面越しでも違和感なく理解できました。

私がしっかり使えるようになったので、1週間いろいろ試したのちに、他の担当へと私からレクチャーを行いました。

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現担当の方も、スムーズに操作できるようになっている

——現在はどのようにWhizを稼働されているのでしょうか。

萩原氏
時間は決めずに、日中はずっと動かし続けています。稼働させてバッテリーが切れたら充電、完了したらまた稼働といったように。2ルート作っていて、それぞれ2~3回ずつ稼働させていますね。

2名を担当者として運用を一任していますが、今は1台しかないのでよくWhizを取り合っている状況です。

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日中の作業中もWhizは自律清掃

鉄粉があっても清掃の手間は半分以下に

——鉄粉は工場ならではの事情だと思います。これまではどのように清掃されていたのでしょうか?

萩原氏
朝と夕方、約30名の社員でそれぞれ10分間の清掃を行っていました。

また、鉄粉と除去するために通路部分などは水拭きもしていたのですが、鉄粉が混じって汚い水が広がりますし、空拭きが必須になるので、どうしても手間がかかっていました。

その点、Whizは1回で済みますし、人手も必要ないので楽ですね。

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1日走らせると底面に鉄粉が多く付着するので、
日々のメンテナンスは徹底している

——朝と夕方、現在はどのように清掃されていますか?

萩原氏
今はもう通路部分はすべてWhizなので、朝と夕方は各自が担当の作業スペースだけ清掃しています。これまで通路部分を担当していた社員は清掃をしなくて済むようになりましたし、作業スペースの清掃自体も以前の半分程度の時間で済んでいます。

——清掃の品質についてはどうでしょうか。

萩原氏
吸引力が非常に高く、悩まされていた鉄粉の除去もしっかりできるので、Whizを導入してからのほうが絶対キレイになっていますね。

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ちり取りの役割を持つトレーをひっくり返すと、
小さい鉄やネジが入っていた。
鉄粉以外もしっかりと吸い込んでいることがわかる

通路の整理整頓を行い、社員の意識改革にもつながった

——清掃品質以外にも変化はありましたか?

萩原氏
整理整頓の意識が高くなったと思いますね。

作業スペースと通路部分は明確にラインで区切っているのですが、これまでは物が作業スペースをはみ出していることが多かったんです。Whizを導入してからは、避けるとは知っていながらもエラーの原因になりやすいので通路部分に物を置かないように徹底しました。

今ではすっかり根付いて整理整頓が行き届くようになりましたし、安全にもつながるので、良い相乗効果を生み出したと思っています。

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作業スペース内にきちんと収まっており、
Whizが走りやすい環境にしてくれている

別のフロアから羨ましがられるほどの清掃能力

——タイマー機能が新機能としてリリースされました。どういった使い方が考えられますか?

萩原氏
朝に動かせると助かりますね。

鉄粉は、人がいなくなって空気の流れが少なくなる夜間に床に落ちてくるんです。朝が一番、床がざらざらしていて汚い。

その時間にWhizがタイマーで稼働して清掃してくれると、一番キレイな状態で出社できて嬉しいですね。

——今後の展望はありますでしょうか。

萩原氏
今は板金加工のフロアで使っていますが、組み立て作業のフロアでも使えるのではないかと思っています。そちらでは鉄粉は出ませんが、もちろん清掃の時間を取っているので、もっと効率的になって効果が出ます。

組み立てフロアの社員からも「こっちのフロアでも使ってほしい」と羨ましく思っている声を聞きます!

編集後記

たとえばオフィスであればクリップやホッチキスの芯といった特有のゴミがある。それをきちんと吸い込めるかどうか、は清掃を担当する方からすれば気になるポイント。

今回の事例でも、鉄粉という特有のゴミを清掃できるかどうかが重要なポイントだった。当初は期待していなかったが、実際に使ってその性能を見ていただいたことでWhizが定着できている。

食わず嫌いはせずに試してみると、わかることは多い。それがよくわかるインタビューだった。

著者プロフィール

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岡田 亮
ソフトバンクロボティクス プロジェクト推進本部

AI清掃ロボット「Whiz」事業開発部所属。2020年2月にソフトバンクロボティクスに参画し、現職に。前職は旅行ガイドブックの編集者として図書制作や営業企画に従事。その経歴を活かして、現在は導入事例の取材や記事制作を担当している。
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新型コロナにより施設清掃はガラリと変わり、アフターコロナ時代には全く異なるレベルで施設の清潔さが求められるのではないだろうか。世界中の施設が「清掃のニュー・ノーマル=新しい清掃標準」を模索している。「アフターコロナの施設清掃」に向け、世界の事例、専門家の科学的考察を紹介していく。