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ソフトバンクロボティクス ウェビナーレポート:アフターコロナに求められる施設清掃~介護現場の事例~

型コロナウイルスの感染拡大は大きな変化をもたらし、いまだに状況は日々目まぐるしく変わっています。

ソフトバンクロボティクスはロボット掃除機「Whiz」の事業に携わっている中で、さまざまな清掃に関するお話を伺う機会があります。そこで得られた最新の情報を展開するため、私たちは現場の方をゲストに招いて、オンラインでのセミナー=ウェビナーを開催しています。

7/8(水)に開催した第2回のテーマは「アフターコロナにおける施設清掃~介護現場の事例~」。

Whiz導入事例としてHPに公開した「かつしか苑 亀有」の施設長・林田様をゲストに迎え、介護現場の現状や今後に向けた取り組みをお話いただきました。

今回はこのウェビナーをレポートします!

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ソフトバンクロボティクスWEBに公開しております「かつしか苑」の導入事例はコチラからご覧いただけます。

清掃ガイドラインの構築や、新サービスである施設清潔度診断、薬剤スプレーを用いた除菌ソリューションについてもお話いただきました。

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介護施設は予防が命

新型コロナウイルスは、高齢者の方々に重篤化リスクが高いと言われています。

日本では新型コロナウイルス感染による全死者数の14%が介護施設の入所者との調査が発表されています。いかにリスクが高いかがよくわかります。

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特に「かつしか苑」は在宅での介護が難しい方が多く入所される特別養護老人ホームなので、一度クラスター感染が発生すると深刻な事態になってしまうことが予想されます。

そのため、予防に注力することが最重要となっています。

このかつしか苑の事例として、大きなトピックスは2つです。

①介護業界へのコロナの影響
②清潔度維持に向けた取り組み


それぞれご紹介していきます。

トピックス①:介護業界へのコロナの影響

今の時代でも「介護業界は人手不足」とよく耳にします。さらに今後、団塊世代や第二次ベビーブーム世代が高齢者となり、人手不足が加速することが予想されています。

こういった社会背景もあり、介護業界は外国人材の活用に積極的に取り組んでいました。

かつしか苑でも、外国人材を5名受け入れて2020年3月から3年に渡って業務をお手伝いいただく予定でした。しかし2020年のコロナ禍により、それも難しい状況となっています。

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ウェビナー時点の7月になっても受け入れが完了していません。

コロナ禍で除菌などの作業負荷が増大している一方で人材の拡充もままならない中、職員一丸となって業務を支えている状況が続いています。

トピックス②:清潔度維持に向けた取り組み

そんな状況下でも、前述のとおり介護施設では感染予防を徹底しなくてはいけません。

限りある人材リソースで、どこに注力したらいいのか、頻度はこれまでよりも増やさないといけないのか減らしても問題ないのか、など業務を効率的にするための検証が必要でした。

そこで、ソフトバンクロボティクスはこれらの課題を解決するため、かつしか苑とともに清潔度維持に向けた取り組みを開始しました。

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では、場所や頻度はどのように選定したら良いのでしょうか?

目に見えない「キレイさ」を達成するためには、誰の目から見ても明らかな数値があるとわかりやすいですよね。林田様もそこに着目されました。

専用の測定機を用いて、生物由来の汚れの指数を示すATP値を指標として調査を行った結果、清掃箇所別に汚染度の高低があることがわかり、注力すべきポイントがわかったのです。

これらの取り組みを実施されたことで、清掃箇所の漏れ、清掃方法の問題といった課題が浮き彫りになりました。

明確に課題がわかったのであれば、対応することができます。

このお話を伺って私は、闇雲に清掃するのでは精神的な負担も大きくかかりますが目標が明確に持てるようになったことでその負担が軽減されるのではと感じました。

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林田様はこの内容を職員の皆さまへ共有をして、マニュアルの改善に繋げていくと仰っていました。これらの改善が進むと、入所者にとっては感染予防が徹底された安全な施設の実現、そして職員にとっても魅力ある職場環境が実現できます。

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いかがでしたでしょうか。

今後もさまざまな業界の方をゲストに招き、ウェビナーの開催を予定しています!

ちなみに、第1回のウェビナーレポートはコチラからご覧いただけます。

各回とも約30分前後、お昼の時間に開催しますので、ランチを召し上がりながら気軽にご覧いただけます。

noteに開催のお知らせを随時掲載しますので、こまめにチェックしてくださいね!

著者プロフィール

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岡田 亮
ソフトバンクロボティクス プロジェクト推進本部

AI清掃ロボット「Whiz」事業開発部所属。2020年2月にソフトバンクロボティクスに参画し、現職に。前職は旅行ガイドブックの編集者として図書制作や営業企画に従事。その経歴を活かして、現在は導入事例の取材や記事制作を担当している。
岡田 亮
ソフトバンクロボティクス プロジェクト推進本部

AI清掃ロボット「Whiz」事業開発部所属。2020年2月にソフトバンクロボティクスに参画し、現職に。前職は旅行ガイドブックの編集者として図書制作や営業企画に従事。その経歴を活かして、現在は導入事例の取材や記事制作を担当している。
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新型コロナにより施設清掃はガラリと変わり、アフターコロナ時代には全く異なるレベルで施設の清潔さが求められるのではないだろうか。世界中の施設が「清掃のニュー・ノーマル=新しい清掃標準」を模索している。「アフターコロナの施設清掃」に向け、世界の事例、専門家の科学的考察を紹介していく。