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新時代の感染対策~除菌も行えるWhizでお客様へ安心をご提供 ~

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東京・徳島・北九州を結ぶフェリーを運航するオーシャントランス。保有する4隻のフェリーには、業務用の除菌清掃ロボット「Whiz」が1台ずつ導入されている。

なぜ船内での活用を始めたのか。また、どのように活用されているのか。
オーシャントランスの魚住氏にお話を伺った。

施設・会社概要
オーシャントランス株式会社
本社を東京都中央区に、本店を徳島県徳島市に構え、貨客フェリーや在来船・RO-RO船を運航する海運会社。4隻のフェリー「フェリーびざん」「フェリーしまんと」「フェリーどうご」「フェリーりつりん」は2016年に就航した。
お話を伺った方
オーシャントランス株式会社
取締役 支店長
魚住 大樹 氏

導入理由は、指定公共機関としての除菌対応

——なぜロボットの導入を検討されたのでしょうか?

魚住氏
除菌作業のためです。

当社は国から、指定公共機関のフェリー事業者として登録されています。物流を止めないように、有事の際でも運航を続けなくてはいけません。

一方でコロナ禍によって、除菌ができる清掃会社を確保することが厳しい状況です。どの清掃会社もいっぱいいっぱいで、いつ来ていただけるのか、定期的に来ていただけるのかがわからないのです。

また、もし感染者が出て早急な対応が必要となった場合、2週間分の清掃員の保障を私たちがしなくてはいけないため、すぐに対応できるのかわかりません。

——Whizを最初に知ったのはいつでしょうか。

魚住氏
除菌の問題をどうにかできないかと考えていたころに、2020年4月の海事新聞で「生活インフラ業種への緊急支援としてWhizを無償提供する施策を始めた」という記事を拝見しました。
床清掃だけでもロボットで自動化すれば少しでも楽になるのではないかと考えましたね。

その後、Whizを活用した除菌ソリューションの提供を開始したと知り、ロボットによって除菌を自動化できれば解決できるかもしれないと思いました。

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Whizの背面に薬剤用スプレーを搭載。
Whizの清掃ルート上にある手すりなどの立面を除菌

——定期的な作業ができるという面でWhizの除菌ソリューションに着目されたのですね。

魚住氏
はい。当社のフェリーは、お客様が乗船するパブリックスペースと乗組員の居住スペースを合わせると約5,400㎡となります。

実際にコロナ禍直後は、従来の清掃に加えて細かい除菌を清掃会社にお願いしていましたが、人数も清掃時間も変えずに業務だけが増えている状態でしたので、スタッフの身体的負担もコスト面での負担も大きくなりました。
そのため、持続的に行うことは難しいと思っていました。

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船内通路も幅広いため、清掃に時間がかかる

お客様に安心してフェリーをご利用いただきたい

——ほかにも導入理由はありましたでしょうか?

魚住氏
お客様にフェリーは安全であることを知っていただきたいという目的もあります。

新型コロナウイルス感染拡大以降、船に対するイメージは良くないものになっていました。特に当社のように1,100㎞もの長距離を移動する船は、船内にいる時間が長いため、不安に思われるお客様が多くいらっしゃいます。
お客様が安心できる環境を作ること、それをお客様に知っていただくことが大切だと考えています。

——北九州市では、4月にクラスターが発生しましたね。

魚住氏
はい、そのときの報道で、新型コロナウイルスは床に落ちていて、人の動きなどから飛散して感染が拡大したと知りました。
フェリーはさまざまな場所から来られる方が利用します。床清掃が大切だということを改めて認識しましたね。

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Whizを活用し、立面の除菌だけでなく、床清掃でも感染対策を行っている

Whizに決めたポイントは、数値に基づいた確かな清掃能力

——数ある清掃ロボットの中でも、Whizに決めたポイントを教えてください。

魚住氏
ATP検査など数値を根拠とした検証をされて、清掃能力が信頼できたからです。
清潔度を可視化すれば、誰の目から見ても清掃前後でキレイになったかどうかがわかりますからね。
Whiz導入にあたっての社内理解も、この数値をもって獲得しました。

——数値化をしたことで、どのような効果がありましたか?

魚住氏
これまでは掃いて拭いての清掃だけでしたが、可視化できると清掃が不十分なところがわかるのでいいですね。床のみならず、自販機のボタンなども含めて確認しました。
そうして見えてきた清掃が足りていない場所を改善していけば、これまで以上にキレイになります。

また、自分たちが働く場所が明確に清潔になったとわかったことで、乗組員たちも安心して仕事ができるようになったようです。

——フェリー内には手すりが多く見受けられます。こういった立面を清潔にすることも大事ですね。

魚住氏
安全のため、多くの場所に手すりを設置しています。

また、当社のフェリーにはお食事は自販機でご提供しています。多くの人が接触する場所なので、そこを清潔にできることは大きな成果ですね。

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船内には多くの手すりがある

清掃委託の作業内容を見直し、より効率的な体制を構築

——清掃品質の面では、どのように改善されましたか?

魚住氏
個室のテレビやテーブル、二段ベッドの手すりなど、細かい部分の除菌ができるようになり、これまで以上に徹底した清掃ができています。

Whizを導入したことで、床清掃にかかっていた時間がなくなりましたので、その浮いた時間を充てています。

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二段ベッドには細やかな除菌が
必要となる部分が多く、時間がかかる

——現場の皆さんの反応はいかがでしょうか。

魚住氏
清掃体制の見直しをして品質を改善したことで、現場スタッフからも「Whizができないところだけ清掃すればいいので精神的にも身体的にも楽」「船内全体を歩き回る床清掃がなくなったので、作業の効率が良くなった」とポジティブな意見を聞きます。

ゴムマットで段差をクリアするという工夫

——Whizを運用するにあたって、工夫している点があれば教えてください。

魚住氏
ゴムマットの活用を検討しています。

船内にはスペースの仕切りとして段差が多くあります。たとえば、リラクゼーションスペースと客室スペースの境、ロビーと客室スペースとの境など。

Whizの清掃ルートを分ける方法もありますが、より効率的に稼働させるためにゴムマットで段差の前後にスロープを作って、Whizが通れるようにしようと考えています。

「段差があるから使えない」ではなく、どのように工夫したら解決できるか、前向きに考えなくてはいけません。

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段差もクリアできるようになると、
稼働の範囲が広がる

今後はマニュアルを作って、より徹底した清潔度の実現を目指す

————今後の展望を教えてください。

魚住氏
いま、Whizを取り入れた清掃マニュアルを制作しています。これまで清掃マニュアルはなく、船ごとに清掃のやり方は異なっていました。

それを統一していきたいと考えています。4船すべて内装は同じなので、1つ完璧なマニュアルができれば全ての船に適用できます。そうすれば同じクオリティの清潔さが保てる。
これこそがロボット導入の意義だと思っています。

編集後記

Whizの導入によって、清掃マニュアルを統一し、常に高いレベルの清潔度を実現する。除菌ソリューションによって、人員・コストをかけずに、清潔な空間を維持する。

床の清掃だけでなく、オペレーションや立面の清掃に至るまで変化を促す。
Whizの新しい効果を垣間見たインタビューだった。

あなたの施設も、清潔度を見える化しませんか?

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新型コロナウイルスへの不安がまた大きくなっている中、施設の利用者・従業員を守るために清潔度の数値化に取り組んでみませんか?

数値化することには大きな意味があります。
・日々の清掃がしっかりされていたこと
・改善の余地がある箇所がわかったこと
・どこまで清掃すれば改善できるか基準がわかったこと など…

特に、これだけ清掃すれば十分だという基準がわかったことは、現場スタッフの精神的負担の軽減にもつながります。

このトライアルパックは通常6万円ですが、期間限定で1万円でのご提供が可能です。
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著者プロフィール

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岡田 亮
ソフトバンクロボティクス プロジェクト推進本部

除菌清掃ロボット「Whiz」事業開発部所属。2020年2月にソフトバンクロボティクスに参画し、現職に。前職は旅行ガイドブックの編集者として図書制作や営業企画に従事。その経歴を活かして、現在は導入事例の取材や記事制作を担当している。
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新型コロナにより施設清掃はガラリと変わり、アフターコロナ時代には全く異なるレベルで施設の清潔さが求められるのではないだろうか。世界中の施設が「清掃のニュー・ノーマル=新しい清掃標準」を模索している。「アフターコロナの施設清掃」に向け、世界の事例、専門家の科学的考察を紹介していく。